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ぱんせどフランセ

思いつくまま、たまに仕事のことなども。

福祉の現場に生きる人たちへのインタビューをもとに書いた
ルポルタージュ「日々を織る」も連載しています。
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思いやりが発想を膨らます。
0

     

    先日、

    日本の職人さんたちがチームを組んで

    海外に出向き、

    何でも無料で修理しますよ、というTV番組※を見た。

     

    たしか、

    *大工

    *左官

    *家具

    *リペア

    *家電

    の5人の匠だった。

     

    行った先はギリシア。

     

    財政難のあおりを受けて

    建物のあちらこちらにある

    不具合が手つかずのままになっている

    老人ホーム

     

     

    同じように

    電気のない暗い図書室で

    子どもたちが本を読む

    子どもハウス。

     

    この2つの建物を

    5人の匠たちが

    その技を惜しむことなく

    喜々として用いて

    あらゆるものを修理していく過程を

    淡々と映し出している画面から

    目が離せなかった。

     

    依頼者を安心させた

    ”無料”という条件は、また

    職人さんたちを自由にさせたようで、

    技と経験に裏打ちされた発想が

    躊躇なく、次から次へと

    その手でカタチとなって表れた。

     

    そして

    その素晴らしさにうっとりしながら

    無意識に、こう呟いていた。

     

    「みんな、優しいよなあ。

     すごい、思いやりや」

     

     

    そうだ。

    一つひとつの仕事での

    もう一手間は、

    すべて使う人への思いやりから生まれていた。

     

    使う人の助けになるように

    使う人が楽しくなるように

     

    自分たちの手がけたその空間が

    そこで過ごす人にとって

    いかに快いもになりうるのか

     

    使う人の五感を想像し

    そこにいることの喜びを想像することで

    技と経験に裏打ちされた

    発想がどんどん膨らんでいき、

    惜しむことなく自分の体を動かす。

     

    そこには仕事の醍醐味を

    思う存分味わう人の姿があり、

    見ているこちらの胸には

    自分を明るい方へと導いてくれる

    陽気なジェラシーがあった。

     

    すべての仕事の土台は

    人を思いやる心なんだと、

    シンプルな

    けれど、結局すべてはそこなんだよという

    大切なことを

    しみじみと感じたことは、

    実りを受け取る秋を前に

    大きな贈り物です。

     

     

    ※日本の技で世界を修理 世界!職人ワゴン

     

     

    JUGEMテーマ:エッセイ

     

    | 仕事の話 | 07:41 | comments(0) | trackbacks(0) |









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