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ぱんせどフランセ

思いつくまま、たまに仕事のことなども。

福祉の現場に生きる人たちへのインタビューをもとに書いた
ルポルタージュ「日々を織る」も連載しています。
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言葉という人柄
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    言葉の使い方、選び方というのは

    その人その人の個性だから、

    人のそれにとやかく言うのは、あまり良しと思わない。

     

    仕事柄、時々、人さまから

    「これ、ちゃんとした原稿にしてください」と

    草稿をお預かりすることもあるが、

    そういう時に心がけるのは、

    できる限りその人の文章の持ち味を損なわないことだ。

     

    たぶん、こういうことをおっしゃりたいのだろうと

    思いの核を汲み取って、

    あとは、その人の文章のリズムに沿って

    その人が使いそうな言葉を選びながら

    最小限に手を入れていく。

     

    最小限に手を入れるというのは

    最小限に仕事をするというのではなく、

    できるかぎり元の文章をこわさずに、

    要所要所をアレンジしながら、

    文意をはっきり、伝わりやすくするということだ。

     

    とは言え、時々、

    バッサリと元のカタチがない程に書き替える

    場合もありますが、それはまた別の話。

     

    文は人なりというように、

    お預かりした文章を読んでいると、

    ああ、朗らかで素直な方だなあとか、

    あちらこちらに気を使っている方だなあとか、

    なんと真面目な方だとか、

    何となく、その方の姿が見えてくる、何となく。

     

    そりゃあ、あんたの思い込みだ、と言われれば

    そこまでかもしれないけれど、

    華を活ければ花に、

    書を書けば文字に、

    弦を爪弾けば音色に、

    そこはかとなく、その人らしさが表れるように、

    やはり文章にもその人らしさが表れる。

     

    と、思うのよ。

     

    だから、お預かりした文章を読み、

    会議やインタビュー、

    仕事の合間のちょっとした息抜きの時に

    垣間見える人柄を思い浮かべ、

    どんな風にその人らしさを表そうか考えながら

    文章に手を入れていくわけです。

     

    その人の考えと一緒に、

    その人そのものを表現する。

    言葉を通してそういうことをしていくわけです。

     

    影が本人にピタリと沿うように、

    その人の人となりに沿う言葉で伝えようとするわけです。

     

     

    …と、ふと思ったことを書こうと思って、

    ちょっと、そう思うところまでの寄り道が長くなり、

    文体が、である、なのよ、ですます、と、入り交じる始末。

     

    ちょっと一息置いて、続きはまた明日書こう。

     

     

     

     

    JUGEMテーマ:エッセイ

    | 言葉の話 | 07:57 | comments(0) | trackbacks(0) |









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