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ぱんせどフランセ

思いつくまま、たまに仕事のことなども。

福祉の現場に生きる人たちへのインタビューをもとに書いた
ルポルタージュ「日々を織る」も連載しています。
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社会のインフラとして vol.5|日々を織る
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    ☆「日々を織る」福祉の現場に生きる人たちのルポルタージュ☆

     

     

    Person 5   荒井 恵一さん

     

    社会のインフラとして

     

      序・大阪で社会事業を先駆した創設者

      進路を変えた人との出会い

      背中を見て仕事を教わる

      2人の師匠と、仕事に対する執念

      物事を動かしていく情熱

      機会を逃さず

      モチベーションの継続

      職員たちの力を育てる土壌

      地域の中に

      生活のお守り

     ⅺ 何かあったらウチにおいで

     ⅻ さりげなく地域の中にある

     

     

    「何とか物事を動かすには、

     どこから取りかかっていこうかとか、

     情熱を持ってやっているというのは、

     お二人どちらも一緒だということはよく分かった。

     人は情熱を持って動かなきゃ

     ついて来てくれないという感覚を

     どちらもお持ちだった。

     その情熱の凄さに

     時には後ずさりするようなこともあったが、

     人を動かし、物事を動かすには、

     それほどの情熱が必要なのだと。

     今になって考えれば、そういう気もちになる」

     

    発想を計画に育て行動に移す術と、

    それにかける情熱の凄まじさ。

    師匠と思う2人の人物の背中に学んだ

    仕事に対する姿勢、執念。

    それは今、荒井さんの中に生き続けている。

     

    八尾市には地域ぐるみで

    お年寄りの生活の質を良くしていこうと立ち上げた

    「八尾市特別養護老人ホーム施設長会」というものがある。

    八尾市にある15の老人施設が集まる会で、現在の会長は

    立ち上げ時に事務局を担当していた荒井さんだ。

    施設同士がオープンに話し合える関係を作っていこうと、

    施設長間の繋がりにとどまらず、

    施設の別を越えた職員同士の

    顔の見える関係づくりにも力を入れてきた。

     

    当初は交換研修として始まった全施設合同による

    職員研修会は20年以上続いている。

    現在は、テーマ別研修として

    『褥瘡(じょくそう=床ずれ)を防止するポジションング』

    『高齢者の人権擁護、身体拘束防止』など

    支援現場に身近なスキルや意識を共有しながら育てている。

     

    この、当初から20年以上続けて来た職員研修会の結果、

    今集まっている15施設長をはじめ、

    各施設の職員たちが気軽に連絡を取り合う関係ができていて、

    垣根を越えて、ざっくばらんに悩みを共有し、

    八尾市全体の施設が一緒になって、

    事業の質を上げていく取り組みを推進している。

     

    その取り組みの一つに、中間的就労の推進がある。

    中間的就労というのは、

    今すぐには会社やお店などでの一般就労が難しい人たちに

    訓練を兼ねた就労の機会を提供する事業のことで、

    荒井さんが理事長を務める八尾隣保館を含む

    「八尾市特別養護老人ホーム施設長会」の15施設はすべて

    自治体から自立支援機関としての認可を受けている。

     

    この15施設すべて揃っての中間的就労の実現に対して

    荒井さんには強い思いがある。

    それこそ、大阪、東京の2人の師匠から譲り受けた

    仕事に対する執念だ。

    八尾隣保館一施設だけで行うのではなく、

    15の施設が一斉に取り組み、そういう地域社会の姿をつくる。

    働きたいと思う誰にもチャンスがあるような

    地域社会の姿をつくることが、地域の中で

    福祉事業を行っていることの価値の一つではないか。

    その実現のために、15施設長皆で志を共有できるまで

    皆が集まるたびに伝え続けてきた。

     

    会のメンバーは全員、それぞれ施設の長だ。

    各自のビジョンがあり、考えがある。

    その人たちに一つの志、ビジョンを共有し

    足並みを揃えて動いてもらうために、

    資料を配り、何故、それをするのか、

    それをすることによってどんな変化を起こそうとするのかを

    納得し、ご自身の考えともしてもらえるまで

    何度も、何度も説明した。

     

    また、この中間的就労事業の実現に向けての

    荒井さんの執念が表れるこんな出来事があった。

     

                                                               

                       次回 「 機会を逃さず」へ

     

     

    協力:社会福祉法人 八尾隣保館

    コーディネーター:社会福祉法人 産經新聞厚生文化事業団

     

     

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    JUGEMテーマ:社会福祉

    | ☆ルポルタージュ「日々を織る」Person5 | 09:25 | comments(0) | trackbacks(0) |









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