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ぱんせどフランセ

思いつくまま、たまに仕事のことなども。

福祉の現場に生きる人たちへのインタビューをもとに書いた
ルポルタージュ「日々を織る」も連載しています。
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居場所をつむぐ。vol.14|「日々を織る」
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    Person 4   鈴木 貴子さん

     

     

    居場所をつむぐ。

     

      居場所のあること

      福祉の道へ 

      キャンプリーダーで鍛えた実践力 

      福祉を職業にすることへの躊躇 

      新聞社での日々 

      再び福祉の道へ、そして1995年1月17日 

      震災からの復興の町で 

      地域福祉の推進 

      もう一度、一個人としての福祉との関わり 

      高齢者福祉の世界へ 

    ⅺ   採用担当者として 

    ⅻ   働く環境を整える 

    xiii  人から人へ、受け入れられる安心

    xiv  人を育てる、職員へのケア  

    xv  尊敬心をもって接する 

    xvi  支援の仕事に見いだす喜びと感動

    xvii 困っている人がいない環境をつむいでいく

     

     

    新卒採用者への研修の充実は既に書いた通りだが、

    有資格者のみから未経験者も受け入れるよう門を広げた

    中途採用者への研修の充実も図っている。

    ケアワーカーとして迎えた中途採用者の研修については、

    テーマ設定、スケジュール等、シフトの中で誰もが

    必要な知識とスキルを身につけることのできるシステムだ。

    新卒採用者、中途採用者、それぞれの状況に応じて

    組まれたシステムは、研修後のケアにまで及ぶ。

     

    受講者は研修のテーマごとに

    学んだことと所感を筆記して提出し、

    講師からコメントを返してもらっている。

    本人にとっては書き記すことで学んだ内容への理解が深まるし、

    ケアする側は、理解の質と深さを分かった上で見守り、

    その後の指導プランを立てられる。

     

    一斉に集中的に研修期間を設けられない

    中途採用者を支えるケアとして、

    新人職員と鈴木さんや研修担当者との

    交換ノートの形での日々の記録と

    コメントのやり取りも行っている。

    細かな気づきや、小さな戸惑いや悩みを

    呟いたり、ふと洩らしたりしやすくなる記録の習慣。

     

    誰も困っている人がいない環境をつくる基本は、

    誰かが困っていることを知ることだ。

    困っていることを分かってくれる人がいる、

    困っていることに耳を傾けてくれる人がいるのだと、

    困っている人に伝え、安心させてあげることだ。

    そのために、記録することで自分の状況を見つめ、

    困っていることを伝えられる機会としての交換ノートがある。

     

    研修中、研修後を通じて、

    新人職員たちへの手厚いケアを心がけてはいるが、

    研修で学んだことが、現場ですぐに活かせる訳ではない。

    何しろ人相手、人に接することそのものが仕事だ。

    現場で実際に様々な状況を経験しながら

    学んだことを身につけ、実践できるようになる。

    その間の新人を支えるために

    プリセプターシップ制度を導入している。

    職場の先輩が指導係としてペアを組み

    現場での仕事を支えていくのだ。

     

    先に挙げた交換ノートで、

    鈴木さんが新人の困りごとを知っておくことは、

    このプリセプター制度で、

    指導するプリセプターへのサポートにもなる。

    2年目から4年目、5年目と

    現場での判断力と実行力がついてきた職員が

    後輩のケアをするプリセプターシップ。

    知識やスキルを教えるだけではなく、

    仕事へのモチベーションを保ち高めるなど

    人を育てることは簡単ではない。

    新人の困りごとを知っておくということは、

    プリセプターの困りごとを推し量り、

    ケアすることに繋がっていく。

     

    「困っている人がいない環境づくり、

     採用した人達が、

     ここ、この法人で働こうと決めてよかったと

     思えるようにサポートしていくまでが

     採用担当の仕事ですから」

     

    職員達が安定した心で支援の仕事に取り組むことが

    法人が提供するサービスの質を高める。

    すべては、法人が提供する支援の質へと繋がっている。

    対人支援の根幹とも言える職員を育成することの責任は大きい。

    その重責を果たすための、職員育成の取り組みには

    心強いパートナーがいる。

     

    「特養のナースで、プリセプター制度は

     もともと彼女がしていた取り組みを

     制度として整えて今の形にしたものです。

     現場に近い看護師の彼女の知識と経験をベースに、

     私の県社協時代の知識と経験、

     現場から一歩下がったマネジメントの客観性を融合させて

     職員たちにとって、よりよい形の育成の方法を

     探って、作って、しています」 

     

    人を育てることで、利用者の日々の暮らしを

    より明るく、豊かにすることを担っている。

    彼女がいてこそと、

    職員育成のパートナーの大切さを話す言葉は、

    人を育てることの大切さを語る言葉に聞こえた。

    鈴木さんが求める理想の職員像について訊ねた。

     

               次回「 xv 尊敬心をもって接する」へ

     

     

    協力:社会福祉法人 白寿会

     

    コーディネート協力:社会福祉法人 産經新聞厚生文化事業団

     

     

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    JUGEMテーマ:社会福祉

    | ☆ルポルタージュ「日々を織る」Person4 | 08:20 | comments(0) | trackbacks(0) |









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