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ぱんせどフランセ

思いつくまま、たまに仕事のことなども。

福祉の現場に生きる人たちへのインタビューをもとに書いた
ルポルタージュ「日々を織る」も連載しています。
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居場所をつむぐ。vol.12|「日々を織る」
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    ☆「日々を織る」福祉の現場に生きる人たちのルポルタージュ☆

     

     

    Person 4   鈴木 貴子さん

     

     

    居場所をつむぐ。

     

      居場所のあること

      福祉の道へ 

      キャンプリーダーで鍛えた実践力 

      福祉を職業にすることへの躊躇 

      新聞社での日々 

      再び福祉の道へ、そして1995年1月17日 

      震災からの復興の町で 

      地域福祉の推進 

      もう一度、一個人としての福祉との関わり 

      高齢者福祉の世界へ 

    ⅺ   採用担当者として 

    ⅻ   働く環境を整える 

    xiii  人から人へ、受け入れられる安心

    xiv  人を育てる、職員へのケア  

    xv  尊敬心をもって接する 

    xvi  支援の仕事に見いだす喜びと感動

    xvii 困っている人がいない環境をつむいでいく

     

     

    「新卒採用者では、3年目くらいまでは

     ほとんど離職者はいないです。

     3年目くらいになると

     別の道を探し始める子たちも出てきますけど」

     

    離職率をいかに引き下げるか。

    福祉業界に限らず、人事を担当する人とお話ししていると、

    たいてい口にされる課題だ。

    新卒採用者に限らず、人が続く環境をつくる。

    人を育て、働くモチベーションを保つ。

    福祉の現場を支える裏方の奮闘はいかばかりだろうか。

     

    「困ってる人がいないように、

     働く環境を整えることだと思うんです」

     

    採用担当者としての仕事について、鈴木さんはそう言った。

    困っている人がいないようにする。

    それは、まさしく福祉の仕事だ。

    現場の前線で働く職員が

    利用者の日常生活の困りごとの解決に集中できる

    環境をつくる。

    現場の前線にこそ立ちはしないが、

    裏方として職員を支える人事の仕事もまた、

    福祉の現場に他ならない。

     

    「見ているよ、見守っているよということを

     伝えることだと思います」

     

    困っていることを分かってもらえると、

    当人が安心できる。

    困っている人がいない環境の基本は

    それに尽きるのではないだろうか。

    困っていることを分かってくれている、

    そして解決に力を貸してくれる人がいる。

    たとえ完全な解決策がなかったとしても、

    そういう人が傍にいて、その状況を理解して、

    心に寄り添ってくれていると思えば、

    そこに居続ける励みになる。

     

    新たな場所での暮らしを始めることは、

    人と人との関係、

    個人と環境との関係を紬いでいくこと。

    その関係を一緒に紡いでいくというのが、

    鈴木さんが勤める社会福祉法人「白寿会」の

    支援の姿勢だ。

    そして、その居場所づくりの姿勢は、

    職員達の支援にも通じている。

     

    「研修の中に、 人と人との繋がりの

     きっかけがあるんです」

     

    新人研修について鈴木さんは、そう語る。

    福祉系以外の学生の採用も少なくないため

    新人研修の充実に力を注いでいる。

    ◎社会人としてのマナー

    ◎法人の理解

    ◎福祉の専門職としての基礎知識

    これだけを基礎研修として

    1日8時間×7日間、計56時間。

     

    新たな環境での緊張と期待の中での

    濃密な研修期間中に

    新人同士、同期の繋がりができていく。

     

    「私が採用を担当した初年度の新人が揃って仲が良くて

    月に1度、飲み会や誕生会を開いたりして、

    同期の繋がりを大切にしてくれていました。

    で、その子達が2年目になった時

    1年目の新人達を誘ってくれて。

    それ以来、2年目が1年目を誘うというのが慣例になって、

    同期と先輩後輩…縦横に繋がりの糸が生まれていました」

     

    人と人の関係、人と環境の関係を繋げる糸は

    何本も、幾種類もあっていい。

    そして、その始まりの糸が鈴木さんなのだ。

    軸糸として、彼女がどんな風に一人ひとりの職員の

    居場所を紡いでいるのだろうか。

     

           次回 「xiii 人から人へ、受け入れられる安心」へ

     

     

    協力:社会福祉法人 白寿会

    コーディネーター:社会福祉法人 産經新聞厚生文化事業団

     

     

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    JUGEMテーマ:社会福祉

    | ☆ルポルタージュ「日々を織る」Person4 | 09:12 | comments(0) | trackbacks(0) |









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