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ぱんせどフランセ

思いつくまま、たまに仕事のことなども。

福祉の現場に生きる人たちへのインタビューをもとに書いた
ルポルタージュ「日々を織る」も連載しています。
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選択肢を増やし、世界を広げる。vol.16|「日々を織る」
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    ☆「日々を織る」福祉の現場に生きる人たちのルポルタージュ☆

     

     

    Person 3  永棟真子(ながむね あつこ)さん

     

    選択肢を増やし、世界を広げる。

     

      好きで選んだ仕事

      こんなに楽しい毎日 

      利用者と一緒に1日1日の生活を楽しむ 1/2 

      利用者と一緒に1日1日の生活を楽しむ 2/2 

      利用者からの思いやり 

      仕事を俯瞰するゆとり 1/2 

      仕事を俯瞰するゆとり 2/2 

      こんなに必要としてくれる人がいる 

      障害者の高齢化 1/2 

      障害者の高齢化 2/2 

    ⅺ    居場所がある、役割がある 

    ⅻ   十人十色の楽しさを見つける 

    xiii  支援力は、発想力

    xiv  職員の支援力を育てる  

    xv  世界を広げる、アンテナを磨く 

    xvi  日々の暮らしを豊かに生きる

     

     

    普段のやり方に、ちょっとした工夫を加えることで

    障害のある人も、他の皆と一緒にできる何かが増える。

    知恵と工夫で、環境を整えていくことが

    永棟さんが職員達に磨いてほしいと願う支援の力だ。

     

    施設の中で、日々、行っているその知恵と工夫について

    いろいろな人に話すこと、

    一緒に体験してもらうためのプログラムを考えることは、

    あらためて自分たちの仕事を見つめ直すことになる。

     

    自分たちの仕事の本質は何か。

    自分たちの仕事は誰の心を、生活を、

    どんな風に満たそうとしているのか。

     

    日々、自分たちがしていることの

    何を伝えればいいのか、どう伝えればいいのか。

    施設から外の世界に出て、

    自分たちと異なる業種の人たちに

    自分たちのしていることを知ってもらい、

    理解してもらい、共感してもらうために。

     

    経験という慣れの中で、

    無意識に行うこともある日々の仕事について、

    なぜ、これをしているのか、

    しなければならないのか、

    そうしようと自分自身で決めたのか、

    あえて見つめ直す。

     

    「同じことをしていても、

     そこに意識があるかないかで

     その行為の意味が大きく違ってくると思うんです。

     なぜ、それをしているのかを、

     分かってするのが支援ですから」

     

    表面上は同じことをしているように見えても、

    その行為の意味が分かっているかどうかが、

    そこに自覚と意識があるかどうかが、

    支援としての発展性に大きく関わる。

    人に伝えるという行為を通して、

    自分たちの支援の意味を、もう一度咀嚼する。

     

    「外の世界に出て話をする、伝えるということは、

     職員の意識を育てて、支援力を育てるんですね。

     そして、それは利用者本人に回っていくんです」

     

    職員の世界が広がることが、

    利用者本人の世界を広げていく。

    職員が、人生の経験の幅を広げることが、

    利用者本人の暮らしの幅を広げていく。

    毎日の生活の中で、

    自分が楽しいと思うこと、したいと思うことの

    選択肢が増えていくことが

    利用者の日々を豊かにし、

    日々の豊かさが積み重なって人生を豊かにしていく。

     

    「仕事は生き方なんです。

     日々の暮らしの中で、いろんな経験をする。

     自分とは違う世界の人と会って、

     自分の世界をちょっとずつ広げて、

     楽しみ方の幅を広げる。

     その経験がもたらす発想力が、

     利用者の選択肢を増やして、

     生活や人生を豊かにしていくんです」

     

    利用者の世界を広げていくことは、

    そのまま支援する職員の世界を広げていく。

    利用者本人の暮らしを豊かにするために

    支援の力を磨いていくことは、

    そのまま職員の人生を豊かにしていく。

    支援する人と、支援を受ける人。

    職員と利用者は、表裏一体となって

    お互いの暮らしを、人生を豊かにしている。

     

    人が暮らしを楽しむための選択肢を増やし、

    世界を広げる。

    日々の暮らしを、ほんの少し楽しくし、

    その積み重ねで人生を豊かにする。

     

    目の前にいる人の人生を豊かにする

    知恵と工夫に力を尽くす。

    その中で、自分の人生の豊かさを手にしている。

     

    福祉とは、なんとクリエイティビティに

    満ち溢れた仕事なのだろうかと、

    あらためて思う。

     

                                                    <終>

     

     

          次回「コラム 障害の両サイド」へ

     

     

    協力:社会福祉法人 産經新聞厚生文化事業団

     

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    JUGEMテーマ:社会福祉

    | ☆ルポルタージュ「日々を織る」Person3 | 08:00 | comments(0) | trackbacks(0) |









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