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ぱんせどフランセ

思いつくまま、たまに仕事のことなども。

福祉の現場に生きる人たちへのインタビューをもとに書いた
ルポルタージュ「日々を織る」も連載しています。
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春のはじまり詣
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    こないだの日曜日、

    カーテンをあけると

    太陽の光がさあっと差し込んできました。

     

    空を見上げると、とても明るい青。

    ところどころに浮かぶコットンレースみたいな雲も

    とても明るい白。

     

    ガラス越しにも、

    その空の下に広がる風の冷たさは伝わってきましたが、

    それでも、

    今日は、春のはじまりの日なんだものねと。

     

    かたく握った手のひらをひらくと

    包みこんでいた綿がふわぁっと広がっていくような、

    春の気配を感じた時の

    浮き立つような和らぎが胸にぽっと広がりました。

     

    その春の陽気に誘われて、

    のんびり歩いて30分ほどの

    ちょうど散歩の距離にある神社まで、

    春のはじまり詣に行きました。

     

    こわばる頬を切るような風の中を歩いて

    神社に着くと、

    小さな境内に十数人の参拝者がいて

    ちょっとした賑わいがありました。

     

    節分、立春ということで

    甘酒をふるまっておられた社務所前には、

    かじかむ両手で湯のみを包み

    体を温める人の群れもあり、

    ほんとうに、ささやかな

    春のお祝いの日のようでした。

     

    お鍋からお玉で汲み入れた甘酒を、

    おろし生姜をちょんと掬ったスプーンで

    軽くかき混ぜてから、

    はいどうぞ、と差し出される

    湯のみ一杯のもてなし。

     

    お参りをすませていただいたその甘酒は、

    さあ、春の恵みを喜んで頂戴しましょうねと

    語りかけるように、

    凍えて縮こまった体を温め、

    その体に閉じ込こもった心をほどいてくれるようでした。

     

    よい春、よい春、と、

    肌を刺す風のなかを行きながらの帰り道、

    知らず知らずに口ずさんでおりました。

     

     

    | なんでもないけどステキな日 | 08:23 | comments(0) | trackbacks(0) |









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