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ぱんせどフランセ

思いつくまま、たまに仕事のことなども。

福祉の現場に生きる人たちへのインタビューをもとに書いた
ルポルタージュ「日々を織る」も連載しています。
福祉とブランディング|セミナー3rd
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    先週の木曜日、2月15日、

    社会福祉法人 産經新聞厚生文化事業団さんの

    研修会に講師として参加してきました。

    受講されたのは、事業団さんが運営しておられる

    各福祉施設のブランディング委員の皆さん。

     

    お渡ししていた課題の発表と意見交換を中心に、

    ぶっ通しで4時間を越えるハードさにも

    集中力を維持し続ける皆さんの姿に、

    日々の職務での粘り強さを垣間見るようでした。

     

    ワークショップ形式で試みたインナーブランディング。

    日々のハードな職務の中で、それぞれ

    施設への理解を深めるための取材を行い、

    発表していただいた内容に、

    あらためて頭が下がりました。

     

    各施設創設から、利用者、保護者の皆さん、

    そして地域の方々との間に信頼を築くために、

    諸先輩が重ねて来られた日々の活動の

    細やかさ、深さ、重みに、感じ入りました。

     

    そして、さらに、

    施設長も何名か、ご参加くださって、

    その知識と経験、情熱から、湧き出してくるような

    一言ひと言が、胸に刺さりました。

     

    制度や法令で定められたからではなく、

    目の前にいる当事者本人が、

    一人ひとりの人が必要としているから、

    大変を承知で実行する。

    目の前にいる人の日々の生活が少しでも

    楽しく明るくなると思うことを実行する。

     

    「制度が人を動かしているんやない、

      現場が制度を動かすんや」

     

    施設長のお一人が、

    先輩から聞かされたというこの一言を、

    その場にいる皆にシェアしてくださいました。

    いま、この文章を書きながら、

    その言葉の意味するところを噛みしめています。

     

    皆さんに何かを届けたいとお話をしに伺って、

    大きな何かを受け取ってきた。

    そんな思いです。

    情熱、という言葉が、胸に、ずんっ、ときています。

     

     

     

     

    JUGEMテーマ:社会福祉

    | 仕事の話 | 08:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
    福祉とブランディング|セミナーver.2
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      昨日、社会福祉法人 産經新聞厚生文化事業団さんの

      研修会に講師として参加してきました。

      今回の研修会受講者は事業団さんが運営していらっしゃる

      各施設の責任者の皆さん。

       

      「ブランディングの基本」をテーマに、

      マネジメントを担っていらっしゃる皆さん向けに、

      インナーブランディングの重要性をお話ししました。

       

      ブランドは、人柄。

      ブランドは、信頼。

       

      「志」を実現するための「日々の行い」。

      その姿が、ブランドの人柄。

      そして、その人柄に寄せられる、

      ブランドへの信頼を

      醸成するためにあるブランディング。

       

      以前の記事に書きましたが、

      (「ブランドのジツを確かにする」)

      ブランドのジツ(実)は、

      日々、淡々と続けている行動そのもの。

      そして、その行動の核となる志。

       

      様々な人が集まり一つのカタチをつくる組織。

      組織が育ち、人が増えていく時、

      組織が健康に成長していくためには、

      志がDNAとして、

      組織の細胞である一人ひとりの職員に

      しっかりと浸透していることが欠かせない。

       

      そのために、

      まず、組織の内側、職員たちへの、

      ブランドへの理解と共感を育てるコミュニケーション。

      すなわち、インナーブランディングが大切なのだと。

      そういうことをお話してきました。

       

      仕事を通じて、

      仕事の枠をこえた交流会で

      企業の役員の方とお会いする機会があります。

      そんな時、インナーブランディングが話題に上ると、

      実は、ブランディングの中で一番難しいのは

      インナーブランディングかもしれないと

      おっしゃる方が多いのです。

       

      一人ひとりの社員、職員、スタッフに

      ブランドの志、誇りが浸透するには、

      まずマネジメントを担う管理職の方たちに

      インナーブランディングの意識を持っていただく。

      そういうことの必要性を感じます。

       

      ブランドとブランディング。

       

      カタカナが並んで

      なんだかすこし派手なイメージもするのですが。

      ほんとうはとても地道な仕事で、

      人を育てるという組織の土台の仕事に繋がるのです。

       

       

       

       

      JUGEMテーマ:ブランディング

      | 仕事の話 | 08:02 | comments(0) | trackbacks(0) |
      福祉とブランディング|セミナー2nd
      0

         

        先週木曜日、

        福祉法人 産經新聞厚生文化事業団さんの

        研修会に、講師として参加してきました。

         

        研修会受講者は前回と同じく、

        事業団さんが運営していらっしゃる

        各施設のブランディング委員の皆さん。

         

        前回いただいたご質問への返答を含んで

        肌理を細かく、皆さんの仕事にまで

        すこし突っ込んだ話をしました。

         

        前回、私への宿題のようなご質問をくださった方が、

        ご自身でも、その答えを考えていらして、

        セミナーの中で、対話ができたのが

        ちょっと嬉しかった。

         

        そして、後半は、前回お渡ししていた課題の発表。

        皆さんの、期待を超えた取り組みぶりに、驚きました。

        あの真面目さがあっての、日々の福祉の現場なのだなあと。

        あらためて、その姿勢に感じ入りました。

         

        安心し、頼っていただける。

        信頼がすべてであると言い切っていいと思う

        福祉施設の仕事。

         

        どんな人と関わるかで、

        支援を受ける人の生活や生涯の質や豊かさが

        大きく変わるから、

        働く職員一人ひとりの仕事への姿勢を

        どれだけよい状態に保てるか。

         

        そのために、職員お一人ひとりに、

        仕事への愛情や誇りを再認識してもらい、

        モチベーションをあげるインナーブランディングを、

        職員ご自身をメンバーに進めていく取組み。

         

        福祉にとって大切なものは何ですかと、

        セミナーの中で訪ねたら、

        ほんの少し、自身のなかで確かめるほどの間を置いて、

        「真心です」とおっしゃった。

        そこに取繕ったという風は、すこしも感じられなかった。

         

        真心という言葉に、実を感じさせる日々の活動。

         

        ブランドは人がら。

        その人柄に寄せられる信頼。

         

        信頼に値する日々の活動に支えられている

        福祉の世界こそ、

        ブランドという言葉がふさわしい。

         

        福祉とブランド。

        一見、遠くかけ離れて見えるこのふたつが、

        実は、とても近くにあるということを、

        セミナーを進めていく中で実感していきます。

         

               「福祉とブランディング|セミナー1st」へ

         

         

         

        JUGEMテーマ:ブランディング

        | 仕事の話 | 07:51 | comments(0) | trackbacks(0) |
        意味づけしすぎたら立ち止まる
        0

           

          アイデアを企画に育てていくなかで

          ついつい意味づけをし過ぎ始めた時、

          危ないなと思う。

          何かそこには、

          自分の考えの正当化とか、

          自己陶酔とか、押し付けがましさとかが

          入ってきているのではないかと思うのだ。

           

          アイデアが浮かんだ時、

          たぶん、その背景、自分の無意識の中には

          すごく色んなことがあるのだと思う。

          そういうものが、

          そのアイデアを企画へと育てていく中で、

          水底から、フツ、フツ、フツと

          浮き上がってくる泡のように

          表面に浮き出してくる。

          それが、色々な意味になるのかもしれない。

           

          けど、浮き上がってくる泡が、

          水の中に腕をつっこみ、

          むりやりかき混ぜたから上がってきたものだとしたら、

          たぶん、そのアイデアは、

          何度も何度も濾過して澄ませなければ

          飲めない水のように、

          濁ってしまっているのではないだろうか。

           

          よしんば、自然に上がってきた泡だとして、

          それは、とても自分の個人的な意味であって、

          それをすべて並べ立てるのは、

          なんていうか、ねえ、聞いて聞いて、と、

          昨夜自分が見た夢の話を、

          たいしてそれに興味もない

          赤の他人に延々と聞かせ続けるような

          無粋な行いではないだろうか。

           

          ……と、

           

          企画を考えている自分の頭の中の自問自答が

          ずいぶんとクドクドしてきたことに辟易して、

          意味を重ねて行けば行くほど、

          最初、ワクワクしたはずのアイデアから

          ときめきが褪せていくのを見つめながら、

          そんなことを思ったのだ。

           

          蓮の花に目を奪われるのは、

          その花の美しさゆえだ。

           

          泥の上に咲く美しさというストーリーが

          心に響くのも、たしかだ。

          けどそれは、黙して語らず、

          ただ美しく咲う花があってこそ人の心に届く。

          もし、蓮の花が饒舌に語りだしたら、

          人はまもなく耳をふさぎ、やがて目も背けるだろう。

           

          先ずは、すっくとした美しさを。

          そして、もっと先を知りたくなるようなプロローグを。

          そう、プロローグでよいのだ。

          アイデアを企画にする時、

          まず、誰かに共有してもらう意味は、

          その相手と一緒に新しい旅を始めるための

          序章でいいのだと。

           

          もやもやと、胸の内にあった、

          危うさへの不安への自分なりの答えが見えてきて、

          やっと、また、考えることに戻れるな。

           

           

          JUGEMテーマ:エッセイ

          | 仕事の話 | 07:57 | comments(0) | trackbacks(0) |
          福祉とブランディング|セミナー1st
          0

             

            一昨日の水曜日、

            社会福祉法人 産經新聞厚生文化事業団さんの

            研修会に講師として参加してきました。

             

            研修会受講の参加者は

            事業団が運営していらっしゃる

            福祉施設それぞれのブランディング委員の皆さん。

             

            福祉という仕事、障害者支援の仕事と、

            ブランディングという

            ちょっと異質な感じの組み合わせへの戸惑い。

             

            そんな戸惑いの中にある皆さんに、

            70年を越える歴史の、

            障害者福祉と向き合ってこられた日々のなかに

            語るべきストーリーがあって、

            すでに両腕いっぱいに抱えている

            ブランドの価値に気づいていただこうと、

            ブランディングの基本のお話をしました。

             

            働く人が、

            自分の仕事への愛情や誇りや喜びを

            あらためて感じるきっかけ、

            仕事へのモチベーションが高まるきっかけ。

            人の心を、何かしら温かに、豊かにする、

            ブランディングのチカラをお伝えできたらいいな、と。

             

            そう、お教えするというのではなく、

            ブランディングという仕事のワクワク感を

            分かち合うことができたらと、

            レジュメをつくるなかで

            ふだんカタカナで通している言葉の1つ1つを

            ひらがなで言い表わすなど、

            あらためてブランディングということを

            自分自身でも噛み砕き、飲みこむ機会に恵まれました。

             

            ブランドの体幹強化ともいえる

            インナーブランディングをテーマに、

            2時間少し、お話したり、

            グループワークをしていただいたりのあと、

            感想を聞かせていただいたら、

            皆さんそれぞれに、

            受け取っていただきたかったキーワードを

            心にとめてくださっていました。

             

            そして、感想に合わせて、

            この次にお伝えする課題もいただいていて、

            たくさんの収穫のあった仕事でした。

             

            この後、待っているのは、

            基本の話で、受け取っていただいた種、

            その小さな種を育てていく過程の伴走者の役目。

             

            このブログに連載している

            ルポルタージュ『日々を織る』の取材執筆を通して

            自分なりに思い考えるようになった福祉の姿というものに、

            ブランディングのチカラがどんな風に役立てるだろうかと。

            うう〜ん、うう〜ん、と楽しく唸っている次第です。

             

             

            1025seminar

             

             

            JUGEMテーマ:ブランディング

             

            | 仕事の話 | 08:11 | comments(0) | trackbacks(0) |
            思いやりが発想を膨らます。
            0

               

              先日、

              日本の職人さんたちがチームを組んで

              海外に出向き、

              何でも無料で修理しますよ、というTV番組※を見た。

               

              たしか、

              *大工

              *左官

              *家具

              *リペア

              *家電

              の5人の匠だった。

               

              行った先はギリシア。

               

              財政難のあおりを受けて

              建物のあちらこちらにある

              不具合が手つかずのままになっている

              老人ホーム

               

               

              同じように

              電気のない暗い図書室で

              子どもたちが本を読む

              子どもハウス。

               

              この2つの建物を

              5人の匠たちが

              その技を惜しむことなく

              喜々として用いて

              あらゆるものを修理していく過程を

              淡々と映し出している画面から

              目が離せなかった。

               

              依頼者を安心させた

              ”無料”という条件は、また

              職人さんたちを自由にさせたようで、

              技と経験に裏打ちされた発想が

              躊躇なく、次から次へと

              その手でカタチとなって表れた。

               

              そして

              その素晴らしさにうっとりしながら

              無意識に、こう呟いていた。

               

              「みんな、優しいよなあ。

               すごい、思いやりや」

               

               

              そうだ。

              一つひとつの仕事での

              もう一手間は、

              すべて使う人への思いやりから生まれていた。

               

              使う人の助けになるように

              使う人が楽しくなるように

               

              自分たちの手がけたその空間が

              そこで過ごす人にとって

              いかに快いもになりうるのか

               

              使う人の五感を想像し

              そこにいることの喜びを想像することで

              技と経験に裏打ちされた

              発想がどんどん膨らんでいき、

              惜しむことなく自分の体を動かす。

               

              そこには仕事の醍醐味を

              思う存分味わう人の姿があり、

              見ているこちらの胸には

              自分を明るい方へと導いてくれる

              陽気なジェラシーがあった。

               

              すべての仕事の土台は

              人を思いやる心なんだと、

              シンプルな

              けれど、結局すべてはそこなんだよという

              大切なことを

              しみじみと感じたことは、

              実りを受け取る秋を前に

              大きな贈り物です。

               

               

              ※日本の技で世界を修理 世界!職人ワゴン

               

               

              JUGEMテーマ:エッセイ

               

              | 仕事の話 | 07:41 | comments(0) | trackbacks(0) |
              インタビューという仕事が好きな理由
              0

                 

                インタビューをする時

                話してくださる方はたいてい決まって

                「うまく話せないと思うけど」

                「そんなにお話するようなことは

                 ないんですけど」

                「何をお話したらいいのか」と仰います。

                 

                たしかに目の前に座った相手が、

                ノートを広げ

                レコーダーにスイッチを入れて

                マイクを自分の方に向け、

                さあ、喋ってくださいとばかりに

                自分を見つめるのだから、

                そういう場面に慣れている人でなければ

                ちょっとドギマギして不思議はありません。

                 

                なのだけど、これもまた決まって、

                皆さん、いざ話し始めると、

                次から次へと

                堰を切ったように言葉が溢れ出してきます。

                 

                話すことで、思い出が蘇り、

                その思い出が自分の思考や感情を刺激し、

                そうだ、私はこんなことを

                思っていたのだった、きたのだった、

                そして、いるのだ…と、

                日常の慌ただしさや煩いに埋もれていた

                希望や、志や、情熱の熾火が

                赤く輝きだしている。

                 

                話しながら、

                生き生きとされていく表情を見ていると

                ほんとうにそう思います。

                 

                 

                20数年の時を遡って

                初心を話すうちに

                表情に力がみなぎってくる人。

                 

                こんな風にして

                お客さんに楽しんでもらいたいんだと

                温めてきたアイデアを語る時の

                明るい笑顔。

                 

                書き上がった原稿を読んでくださって

                この若いときの自分に負けてられるかと

                力が湧いてきましたと

                送られてきたメール。

                 

                そんな風に

                人の心が明るくなる

                人の心に力がみなぎる。

                 

                そんな人の姿を目の当たりにできるから、

                ひたすら耳を傾け

                その人の思いを汲み取るインタビューの時間が

                とても好きだ。

                 

                言葉という抽象的なものを

                仕事にしている身にとって、

                そういう瞬間のきっかけになることは

                何よりの励みになると、

                 

                ついこの間

                インタビューを終えた後、

                待合せ場所でお会いした時よりも

                グンと明るく元気な笑顔になった方に、

                ありがとうございました、と手を振りながら

                嬉しくなったのでした。

                 

                 

                JUGEMテーマ:日々の切れ端

                | 仕事の話 | 07:50 | comments(0) | trackbacks(0) |
                自分の判断の先への想像力 |リーダーとして
                0

                   

                  自分の判断の先に、

                  人にどんな痛みが生まれるか。

                  その想像力がリーダーの素養。

                   

                   

                  iphonに乱雑に溜まっているメモを整理していて

                  こんな書き殴りを見つけた。

                   

                  そうか、こんなことを考えていたんだ。

                  どうして、こんなことを書いたんだろうかと、

                  自分のメモをきっかけに記憶を遡る。

                   

                  この言葉を書きとめたのは、

                  方向性の変換期に立っていた

                  ある組織のプロジェクトに関わっていた時期だった。

                   

                  組織のリーダーと、中枢幹部の人たちと

                  親しい所で仕事をしていたので、

                  それぞれのビジョン、思いなどを

                  ご当人の口から、毎日のように聞いていた。

                   

                  第3者の目から視て

                  同じ山の頂を目指す人たちが、

                  どのルートをとっていくのかで

                  対峙し、葛藤し、

                  各々のパワーの強さが

                  停滞したその場所で

                  ジッ、ジッ、と地崩れを起こさせている。

                  そんな感じだった。

                   

                  どちらの言い分も素晴らしかったし、

                  どちらの言い分にも、

                  飲み込むための時間が必要だと思った。

                   

                  人には人それぞれの考えがあって、

                  そう、あなたはそうなの、

                  へえ、あなたはそうなの、

                  ほお、あなたはそうなの、

                  うん、わたしはこうなの、

                  ま、それでいいんじゃない…というタチなのだが、

                  この場合は、そうはいかなかった。

                   

                  プロジェクトの方向性は、

                  組織の進む道と切り離せない。

                  というか、

                  プロジェクトのあり方は

                  組織の進む道の表明でもあった。

                   

                  思えばこの時は

                  2つのビジョンの間で板挟み状態だった。

                  知らんがな!と、普段のワタシなら言うところを、

                  お、いま、ワタシ、板挟まれてる?とか、

                  おもしろがることで気長に

                  ジッ、ジッと雪崩れていく土を、

                  足裏で、トントンと…時に地団駄も織り交ぜながら…

                  踏み固めているような感じだった。

                   

                  まあ、組織のことだから、

                  膠着状態を破るのはリーダーの決断というか断言だ。

                  しぶしぶ行進する足もとから、

                  地崩れを加速させるマグマ的な熱が流れ出ていたとしても。

                   

                  そういう状況をじっと見つめるなかで

                  書き留めた考えが、

                  冒頭の

                   

                  自分の判断の先に、

                  人にどんな痛みが生まれるか。

                  その想像力がリーダーの素養。

                   

                  という言葉だ。

                   

                  パーフェクトな解決策なんて、きっとない。

                  目の前にある問題の解決に打つ手というのは、

                  どんな手を打とうとも

                  必ず表れる次の問題を選んでいくことでもあると、

                  そんな考えが自分のなかで確かになっていく過程で

                  こんなリーダー像も作っていたのだ。

                   

                  リーダーの仕事は決断だ。

                  決断という恐ろしく覚悟のいることを

                  他人の分まで引き受ける仕事だ。

                   

                  自分の決断によって

                  傷ついたり苦痛を感じたりする人が

                  必ず生まれる。

                  かといって、

                  その決断をしなかったとしても

                  別の痛みを抱える人が必ず生まれる。

                   

                  そんなジレンマのなかで、

                  リーダーは、光差すビジョンに向けて

                  突き進んでいく強さと一緒に、

                  そこにある痛みを抱えていく強さが必要なんだと。

                  そんなことを思っていたのだった。

                   

                   

                   

                  JUGEMテーマ:エッセイ

                  | 仕事の話 | 07:46 | comments(0) | trackbacks(0) |
                  次の一手で
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                    仕事は判断の連続だ。

                     

                    一つ何かをするには、

                    人は必ず何かしらの判断をしている。

                     

                    たとえば、メール一つ打つにしても、

                    伝えるために

                    コトバを選び、語順を選びと、

                    判断を繰り返している。

                     

                    小さな作業一つでも、

                    ミスはないか、不備はないか、

                    そこには無意識であっても

                    判断が生まれているのだと思う。

                     

                    選択と判断を行うというのは

                    時として、とても怖い。

                     

                    いま目の前にある問題を解決するために、

                    どんな選択をしたって

                    たいてい、ほとんどの場合、

                    その後ろには新たな問題が待っている。

                     

                    だから、その判断は

                    新たな問題を選ぶ行為にも似ている。

                     

                    だって、

                    この世にパーフェクトワールドなんてないのだから。

                    どんなにいい手を打ったって、

                    どこかに、コトの大小はあるにしろ、別の問題が現れる。

                     

                    だから、判断することは、

                    新たな問題を選ぶ行為にも似ていると思うのだ。

                    というか、仕事を続けるうちに、そんな考えになってきた。

                     

                    トライ&エラーで進んでいくしかない、とか、

                    ホームランを狙って見送り三振を続けているよりも、

                    打率3割をキープして打ち続ける方がいいとか。

                     

                    そういうコトバに、

                    なるほどと実感をもって頷くようになってきた。

                     

                    一つの問題について、

                    解決策は複数あって、新たな問題も複数ある。

                    その中で、

                    新たに起こるだろうと予測する問題への、

                    次の一手への考えがあるか、

                    それがどれほど実現可能なのか。

                     

                    そういうことが、判断への大きなポイントになると、

                    一つひとつの可能性を塗りつぶしていくような

                    慎重なる検討ばかりを繰り広げる会議につきあいながら、

                    しみじみとそう思う今日この頃だ。

                     

                     

                     

                    JUGEMテーマ:エッセイ

                    | 仕事の話 | 14:01 | comments(0) | trackbacks(0) |
                    視点を増やす
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                      昨日のブログに少し書きましたが、

                      以前、少しの間、ホテルに勤めていました。

                       

                      それまで、

                       

                      マーケティングの一環として、

                      様々なブランドのコミュニケーションについて

                      その表現方法を解析し、

                      クライアントのブランディングに際して、

                      感覚と理論の両面から、

                      どのような言葉とビジュアルでブランドイメージを

                      構築していくかのご提案

                       

                       

                      クリエイティブの分野での

                      コミュニケーションの内容となるコンテンツの

                      企画制作

                       

                      という、仕事をしているなかで

                      もっと、川上から川下までトータルに

                      ブランドのコミュニケーションに関わりたいと思っていた時に

                      ご縁をいただいたホテルでした。

                       

                      私は本社のマーケティング部に所属し、

                      運営する3つのホテルそれぞれのマーケティングと連動し

                      ブランディングを行っていくという仕事をしていました。

                       

                      経営本部に、クリエイティブ班として所属し、

                      マネジメント50%、クリエイティブ50%の仕事をするなかで、

                      また、ホテルの現場の人たちの中にはいっていくことで、

                      それまでになかった、

                      経営視点、現場視点を、いくらか身につけることができました。

                       

                      全体を見渡すことができるスペシャリストになりたい…という

                      思いが叶っての3年半。

                       

                      レストランや宿泊、イベントの商品企画から

                      ブランドコミュニケーションのためのコンテンツづくりに

                      携わりながら、

                      ああ、今のこの知識と理解があれば、

                      以前のあの仕事で、もっと、クライアントのトップの意思を

                      理解して、応えることができたなあ…と省みることもしばしばでした。

                       

                      懐かしい人たちとの再会で思い返したホテルでの日々。

                      望んで手に入れた経験を、ちゃんと生かせているか。

                      自問自答の今日この頃であります。

                       

                      river_arange

                       

                       

                      JUGEMテーマ:エッセイ

                       

                      | 仕事の話 | 07:32 | comments(0) | trackbacks(0) |
                      子どもの体力日本一から考えた。
                      0

                         

                        小中学校で行われている全国体力調査で、

                        福井県が群を抜いた日本一だという記事がありました。

                         

                        体力調査で圧倒的日本一の福井 そのヒミツはどこに?(朝日デジタル)

                         

                        福井県って教育に力をいれているという印象はあったのですが、

                        学力と体力の文武両道なのですね。

                         

                        福井県出身の友人が何人かいて、

                        あちらの町、こちらの町を、ぶらぶらほっつき歩きました。

                        三味線の音が聞こえる黒塀の家並みの路を歩いたり、

                        海岸沿いを歩いたり、

                        山の稜線を遠くに見ながら田畑添いの道を歩いたり。

                        近所を散歩するように歩いた思い出ゆえか、

                        ちょっと地元が褒められたような気分。

                         

                        あ、いや、そういうことは置いといて。

                         

                        そのヒミツのありかは、3つの独自策にあるそうで。

                        ひとつは、少人数学級。

                        ひとつは、複数学年を受け持つ「縦持ち」担当。

                        ひとつは、頻繁な学年会議。

                         

                        子どもたちに目が行き届き、

                        教員どうしが綿密に繋がっているのですね。

                         

                        記事のなかに、教諭の一人の言葉が紹介されていたのですが、

                        「子どもががんばろうと思う環境をつくる」ことが大切で、

                        「福井県は学級づくりが優れている」のだそうです。

                         

                        環境を整え、その中で人が伸びやかに育つ。

                         

                        言葉にすればシンプルですけど、大変なことですよ。

                         

                        関わる人の気持ちの調和と、継続していくエネルギー。

                        それがないと、なかなか環境なんて育ちませんものね。


                        学級って、子どもたちの地域みたいなものじゃないかと、ふと思い。

                        優れた学級づくりを成功させるヒミツに、

                        人を育てることが欠かせない

                        強いブランドづくりへのヒントがあるのじゃないかと、思うのです。

                         

                         

                        undoukai

                                                                                                    Ph : Original image from Free sozai site Ashinari

                         

                         

                        JUGEMテーマ:ブランディング :エッセイ

                        | 仕事の話 | 07:44 | comments(0) | trackbacks(0) |
                        キャッチャーのように
                        0

                           

                          ブランディングのお手伝いで

                          私が手がけさせていただくのは

                          ブランドのコミュニケーションのための

                          コンテンツの企画制作です。

                           

                          会社や団体、お店、商品、サービス、考えなど、

                          お客さまによりよく覚えていただくために、

                          自分たちのことを伝えていく。

                          それがブランドのコミュニケーションで、

                          ブランドコミュニケーションを一貫性をもって

                          継続していく活動がブランディングです。

                           

                          そして、このコミュニケーションのための

                          コンテンツの企画制作を手がけさせていただくのですが、

                          そのための、初めの一歩は「聞く」ことです。

                           

                          ブランドの魅力、伝えるべきことは、

                          すべてクライアントさんご自身の中にあるから。

                          そのご自身の中にあるものを

                          掘り起こし、再発見し、確かめていく。

                           

                          時には、どこを探せば魅力を掘り起こすことができるかを

                          探るために、膝を突き合わせてお話を伺ったり、

                          お預かりした資料を読み込んだり。

                          すべては、耳を傾けることから始まります。

                           

                          洒落たデザインも

                          胸に響く言葉も

                          心をうばう写真も

                          わくわくするイベントも、

                          すべて、そうして耳を傾け、受けとめたことから生まれるのだから、

                          クライアントさんが持ってらっしゃるボールを

                          くまなくキャッチしたいと耳を傾ける。

                           

                          こないだ、クライアントさんの思いを受けとめながら、

                          なんかキャッチャーみたいな仕事だなあと、ふと思いました。

                          クライアントさんに、いい球を投げていただけるよう

                          いちばんいいサインを送らないとな、と。

                           

                           

                          catchers mitt original image from pixabay

                                                                                                                   Original phot from Pixabay

                           

                           

                          JUGEMテーマ:ブランディング

                          | 仕事の話 | 07:50 | comments(0) | trackbacks(0) |
                          いちばんの近道。
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                            昨日のブログに書いた、

                            「金に急いたら、花、咲かん」というコトバ。

                             

                            こう呟いた花屋のおじちゃんは、

                            「花も人も一緒やな」と言いましたけど、

                            それはブランディングにも当てはまるのではないだろうか…と、

                            ブログを書き終わった後、そういう考えが浮かびました。

                             

                            ブランディングは、たしかに

                            マーケティングの1つの要素では

                            ありますが、

                            今日、何かして、明日明後日に効果が現れるものではありません。

                             

                            ブランディングは1年2年3年…5年と時間をかけて

                            コミュニケーションを続けていくことで、

                            根が育ち芽が育ち、葉が育ち、

                            蕾がついて、膨らんで、

                            花が咲いて、実が稔る。

                            そういう気の長い仕事であります。

                             

                            だって、人の心の中に

                            ブランドという人柄についてのイメージを育てていくのですから。

                             

                            一歩ずつ、一歩ずつ、進み続けるのが

                            いちばんの近道なのだろうなと、

                            あらためて、考えた次第です。

                             

                             

                            一歩

                             

                             

                             

                            JUGEMテーマ:ブランディング

                            | 仕事の話 | 08:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
                            ワクワクするという、仕事の栄養。
                            0

                               

                              先日、クライアントの方たちと

                              セミナー準備のMTGを兼ねたお食事会で

                              ブランドって?

                              ブランディングって?

                              というお話をいたしました。

                               

                              皆さん、専門職で、

                              ご自身のお仕事へのとても造詣が深く

                              積み重ねてこられた実績も素晴らしいのです。

                              けど、ブランドやブランディングという言葉が前に置かれ、

                              自分たちがブランドって…

                              自分たちがブランディングって…

                              と、これからブランディングに目を向けていきましょう…という

                              プロジェクトについて、その中核メンバーが、

                              とうにもピンと来ていないご様子でした。

                               

                              そこで、セミナー本番に先駆けて、

                              ブランドって?

                              ブランディングって?

                              ということについて、ざっくばらんにお話しました。

                               

                              そして、翌日くださったメールのなかに、

                              「お話をきいていたらワクワクします。

                               自分たちの強みに目を向ける

                               ブランディングを通して

                               私たちはもっと変わっていけると思いました」

                              というような力強いお言葉がありました。

                               

                              働く人に、”自分の仕事に喜びと誇り”を感じていただく…

                              これがブランディングのお手伝いという、私自身の

                              仕事のヨロコビです。

                               

                              メールを読みながら、

                              この仕事をしていてよかったと、私もワクワクしました。

                               

                              このワクワクが、仕事への何よりの栄養です。

                               

                              瑞々しい新緑

                               

                              JUGEMテーマ:ブランディング

                               

                               

                               

                               

                              | 仕事の話 | 08:08 | comments(0) | trackbacks(0) |